
「日本コロナの影響とか少子高齢化とか、いろいろ問題が多いけど…」
「このままで大丈夫なのかな〜?」
結論から言うと「大丈夫じゃない!」です。
これは、ボクの意見ではなく、ジム・ロジャースさんが書いた【危機の時代】という本の中に書かれている事です。
それをわたっちが噛み砕いて記事にしてみました。
- 日頃から本を読まない方
- 情報をネットやテレビだけから仕入れている方。
- 1冊本を読まなくても、概要がわかる
※わたっちが気になった部分だけを紹介しています。
【危機の時代/ジム・ロジャース】ってどんな本?
2020年4月に出版された本で、アメリカ出身の投資家、ジム・ロジャースさんが書いた本です。
投資家が書いた本なので、投資や、経済といった内容かと思いますが、この本には、「日本の未来」が書かれています。
他にもたくさん書かれているんですが、日本のことについて書いてる箇所を抜粋しました!
はじめに
ジムさんは歴史を元に、未来を予測しています。
この本では、「人生で最悪の危機が来る」と書かれています。
日本の未来

少子化
日本は子どもが、少ないですよね。
グラフを見れば、一目瞭然ですが、子どもの数がめっちゃ少ないです。
ジムさんは「子どもがいない国に未来はない」と言っています。
高齢化
これも少子化と同じように、ここ数年もずっと問題になっていますね。
社会保障費などで、若者へのしわ寄せがとてもきつくなっています。
MMT
MMTとは、(Modern Monetary Theory)現代貨幣理論と言って、自国の通過で、政府が国債などを発行してお金を借りて赤字が増えても、インフレにならなければ問題ない。
という理論です。
ジムさんは、このMMTのことを「無料でランチを配っているようなものだ。」と言っています。
問題だらけの日本
ざっくりと説明しましたが、ジムさんは2018年で日本の株を全て売却しています。
コロナ以前に、日本の未来が明るくないことを見通していたのでしょう。
日本が過去に犯した失敗
このように語っています。
日本という国は人々を失敗させたがらない。
書籍:ジム・ロジャース 危機の時代
バブル崩壊後の1990年代、
日本は経営が立ち行かなくなった企業を簡単には破綻させなかった。
人々が失敗を許さないカルチャーが日本にはあるからだろう。
「失われた10年」とも言われる経済の長期的な停滞が30年も続いている。
日本人は失敗を恐れ、
失敗することを望まないように思えるが、本当にそれでいいのだろうか?
戦国時代の武士は、挑戦心に満ち溢れていた。
人々が失敗を避けようとするような考え方は、
ずっと日本に存在していたわけじゃない。
現在の日本は挑戦に消極的な文化が、
広く普及していることを知っている。
アメリカでは、失敗を許す文化がある。
アメリカの社会では、失敗は正常な事であり、理解され、受け入れられてきた。
最近は変化しているが、伝統的にはアメリカでは、失敗に寛容なことで知られている。
本来であれば、無くなるはずの会社が無くならなかった。ということですね。
これにより、無能な会社も残り続けたことで、結果として経済停滞という今の状況を招いているとのことでした。
日本はどうすればいいの!?
ジムさんは日本の未来が明るくなるように、アドバイスもくれています。
「若い人は、海外へ移住すること」
子どもたちの未来を考えれば、海外へ移住することを進めています。
それぐらいに日本が置かれている状況は深刻です。
「移民を受け入れること」
歴史を見ても「外国人を受け入れない国は衰退する。」そのように書かれています。
自由の国、アメリカも多様な民族、移民の国家ですね。
外国人を受け入れることの大切さを証明しています。
わたっちの考察
ジムさんは決して不安を煽るような書き方ではありませんね。
歴史を辿ると、世界は同じことを繰り返しているのがよくわかりました。
アフターコロナの経済危機も、ただのきっかけに過ぎないと書かれており、今後さらに世界にたくさん危機があるという風に書いています。
この危機を乗り越えられるように、個人のスキルが大切になる時代がきます。
日本の社会人は、世界と比べても学習時間が最も少ないことで有名です。
まずは読書などから始めて、自分の知識をつける習慣を身に着けるべきかな〜
と思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m。