『終身雇用の崩壊』が進み、1つの会社で働き続けることの価値観が変わりました。大学・高校を卒業して社会人になる人は多いと思います。しかし、『今の仕事を続けていていいのかな?』って不安になっている方は多いと思います。今回は、20代で5回の転職を経験したボクの体験談と、その心の変化をご紹介します。
自分に合った仕事を見つけるまで、転職する事は悪いことではありません。ボクは身を持って経験しました。現在の仕事や会社で悩んでいる方など、参考になればありがたいです。
結論:WEB業界がボクにとって天職だった!
ボクにとって5回目に転職したWEB制作会社はまさに天職でした。
現在はWEBディレクターとして、ディレクションをメインに働いています。
25歳でWEB業界に入り、もう5年目になります。ボクにとって一番長く勤めている仕事です。
なぜ天職だったのか?
ボクは単純作業や、ルーティンワークなどの単調な仕事があまり好きではなく、案件ごとに仕事内容が変わるような仕事はめっちゃワクワクしました。ホームページ作ったり、印刷物を作ったり、テレビCMを作ったり、クライアントの要望に合わせて、自分のアイディアを提案出来るという、今までに経験したことがない仕事ばかりで、毎日楽しかったです。

自分に向いてる仕事ってやってみないとわからないよね〜!
なぜWEB業界に入ったのか?
『将来性』です。今までいろんな仕事をしましたが、ずっと将来に不安を感じて働いていました。
WEB業界に入って、自分のスキルが上がるのを感じると、少しずつ不安はなくなりました。
今では、簡単なホームページ作ったり、名刺とかチラシも自分で作れるようになりました。

自分で出来ることが増えると、自信になるよ!
転職回数5回のボクが経験した仕事
ボクは地方の工業高校を卒業して、すぐ就職しました。
なぜ進学しなかったのかというと、『進学する明確な目的』が無かったからです。
周りの友達は、奨学金をもらいながら、専門学校や大学に行く人が多かったけど、ボクにとっては『借金をしてまで、行く必要があるのか?』という疑問が強く、『やりたいことが見つかるまでは、とりあえず働いておこう』って感じでした。
ボクの職歴はこんなカンジです。

たいした経験はないですねw自分でも恥ずかしくなる(笑)
地元のスーパー正社員をやめた理由
18歳で食料品スーパーを経営する地元の会社に入社したボクは、特に社会人という意識もあまりなく、淡々と働いていました。今思い返せば、3月まで高校生だったのに、いきなり社会人という意識を持つのは簡単ではないな〜。って思いますね。
まだ社会人としての意識が無かったボクは、このハードワークに耐えられず、8ヶ月ぐらいで退職しました。朝6:00〜夜23:00まで働く事はザラで、シフト以外の時間はタイムカードを切って働かされていました。まぁ今で言うブラック企業です。

体重が10キロ以上減って、かなり体が弱くなりましたw
アパレル正社員やめた理由
地元のスーパーを辞めてもまだ18歳だったので、すぐに次の仕事が見つかりました。若い時だったので、洋服に興味があり、『アパレル業界で働きたい!』ってことですぐに就職しました。
アパレル業界には19歳〜22歳ぐらいまでいたんですが『若いうちしか出来なくね?』って考えるようになって、かなり焦りがありました。次の仕事に繋がるんですが、アパレルで働きながら、医療事務の資格を取ったのをキッカケにスパッと辞めました。

お店の洋服を買わないといけないという謎の決まりも嫌でしたw
医療事務やめた理由
県立病院と任期付で契約する会社に入社しました。今までサービス業だったので、ここで業種が変わりました。病院で事務をするというめっちゃオーソドックスな事務仕事です。
ボクが入社したタイミングで、病院との契約期間が残り1年しかなかったんです。『なんで入社前に説明しなかったんだ?』って今でも不思議に思います。そして一番驚いたのが、10年勤務する先輩社員の給料がボクと全く同じだったことです。この事実を知った時、『1年で辞めよう』って決心しました。

病院に直接雇用されるケースだと別かもしれません。せっかく資格取ったから1年ぐらいは働いてみるか!そんな感じでした。
フリーランスの飛び込み営業やめた理由
1年間、医療事務を経験したあと、『将来性がある仕事がいい!』って強く思いました。そこで、当時はあまりメジャーではなかったフリーランスを選びました。どんな感じだったかというと、フリーランス向けに商品を卸している会社と契約して、商品を仕入れ、それを飛び込みで売りまくる。という仕事でした。そして最終的にはチームを作り、自分が商品を卸す側に回る、というビジネスモデルでした。
ボクが始めた時は、すでにチームの一員として組み込まれており、そこでビジネスをしていました。シンプルに言うと、人間関係が原因で辞めたんですが、想像を絶するぐらいハードワークです。視界に入る全ての建物に飛び込んで行く。そんなカンジで、商品が売れないとお金も無いので、精神的にもかなりすり減りました。月収1万円の時もありました…。

チームのリーダー的な人が、嘘をついてお客さんに商品を売っていたんだ…。この時は人間不信になりそうでしたね…。
出張買取の営業マンやめた理由
壮絶なフリーランス時代を1年ほど過ごし、営業経験を生かせるかな〜?と思ったボクは、給料が良い!と言う理由だけで、この仕事を選びました。広告などでもよくみると思いますが、お客さんの家に訪問して、貴金属やブランド品を買い取る仕事です。
体育会系の組織で、営業ノルマがきつく、パワハラが横行していました。まず入社した月に先輩3人が辞め、残ったひとりの先輩と、二人だけで営業しました。この先輩社員は勤務時間が短く、その先輩の事務処理までやっていました。仕事自体もかなり大変だったけど、テレアポのリストは使い回しで、『いつかこの市場も無くなるじゃん』ってずっと感じていました。

成績が悪いと腕立てとかさせられる会社でしたw笑うしかないw
20代で転職を5回も経験したボクの感想
いかがでしたでしょうか。今回は【20代転職回数”5回”の男が出会った”天職”とは?】と言う内容で書きました。ボクの職歴は、マジで自慢できる事は1つもありません。
なんなら、恥ずかしくて言いづらい事ばかりです。
でもWEB業界に入って、仕事も楽しく、こうやって自分でブログを書くこともできるようになりました。
ボクと同じように転職で悩む方のために、少しでも役に立ちたいな〜と思っています。
最近では本を読むことも好きになり、趣味が増えて、毎日充実しています!自分に合う仕事は必ずあるので、いろんなことに挑戦して、好きなことを見つけられるといいですね!
ここまで読んで頂きありがとうございました。